飲食業関連書類作成申請業務・食中毒対策等衛生管理業務

食品衛生法改正ですべての飲食関連事業者にHACCPが義務化されました。

　令和元年１２月現在営業許可の申請書にHACCPに関する報告程度の内容を記載する欄が設けられるとの情報があります。HACCP書類の提出は義務付けられず保健所の検査員が訪問した際にその施設を見てHACCP書類をチェックする事になりそうです。限られた保健所の職員でいったいどれだけの店舗を確認することができるのかという点が疑問であり、結果的にはこれまでの施設検査と同じように組合に任せたり、抜き打ちでチェックするような方法しか考えられず、志高く法律を作ったものの実状は以前と変わらない行政お得意の結末になりそうです。ただ、法律で決めた以上万が一事故が発生した際には厳しくチェックされる事になるのは間違いありません。事故の通報により立ち入り検査したら計画がやっつけHACCPだった。実施記録を付けていなかった。毎日の実施記録が保管されていなかった。等、単なる立ち入り検査の場合はまだしも、お客さんや病院の通報による有事の場合には、、、考えただけでもぞっとします。

大規模事業者は「HACCPに基づく衛生管理」
小規模事業者は「HACCPの考え方を取り入れた衛生管理」
というものをそれぞれの工場・事業所・店舗・施設に導入することになります。

ホウプフルは基準A・基準Bどちらにも対応します。

当ホームページでHACCPについて調べておられる方のほとんどは「HACCPの考え方を取り入れた衛生管理」に該当する飲食店や病院介護施設等の経営者の方と思います。

その概要についてご説明いたします。

必要提出（又は準備）書類は？

新しく店舗や施設内調理場を設ける場合の新規営業許可証の申請の際や、営業許可証の更新の際にHACCP関連書類の作成・常備が必要となります。
営業許可の申請や更新の際に作成・常備が求められるHACCP関連書類とは

１．一般衛生計画

２．重要管理計画

の２つです。それぞれの施設の設備・形態・保存方法・取扱う食材・調理方法・提供する利用者・提供までの所要時間など様々な条件を加味し、落ち度のない内容の計画を作成することが重要です。
＊適当に作成しても提出義務は果たせますが当然食中毒事故予防には役立ちません。

お店でやる事は？

これらの２つの計画を作成した後は、その計画に沿った一般衛生計画と重要管理計画を毎日実行するとともに記録に残して、それらの記録を保健所の要請に応じて即座に提供できる状態で１年以上保存しなければなりません。顧客・利用者さんからの通報や食中毒事故発生の際に即座に原因を究明し早期の解決を図るための制度です。
毎日の作業は

３．２つの計画の実行状況を毎日チェックして記入する事

４．記入した実施記録を1年間以上保存して即座に提供できる状態にして置く事

＊毎日欠かさず実施する義務があります。

その他に必要な事は？

５．メニュー、使用食材、厨房機器類など状況の変化に応じたその都度の計画見直し、変更が必要です

６．スタッフ間における情報の共有が食中毒事故予防のために必要です

など、しっかりとした食中毒事故予防効果がある「HACCPの考え方を取り入れた衛生計画」を実施するには様々な手間がかかります。店舗のオーナー様や施設の経営者様にとって安心して厨房の責任者に任せる事ができる体制づくりが必要といえます。

らくらく安心HACCPプランとは

ホウプフル・ハサップ・クオリティとハサログを利用した、本当に食中毒予防に役立つハサップ計画をらくらく手軽に実施・保存・共有できる安心のプランです。

・しっかりと安心できる正確なハサップ計画を作成し、その実施・保存・従業員間での共有をサポートします。

・お店では、あらかじめ作成した計画を実施し、簡単なフォームに入力して頂くだけで、らくらく安心に厚生労働省のHACCP義務化に対応できます。

愛知・岐阜・三重対応いたします。（必ず施設にお邪魔する必要があるため、三重県北勢伊賀地区、愛知県尾張地区、岐阜県西濃岐阜地区以外の地域は移動距離、所要移動時間によって別途交通費を請求させていただく場合がございます。その際はお問合せ時にお伝えします。）

＊＊突然ですがここで一言。＊＊当事務所はこの小規模HACCPの関しての業務を「らくらく安心HACCPプラン」という名称で取り扱っております。問い合わせを頂いた方から料金が安すぎるので逆に不安だと言われましたのでその件に関してご説明させていただきます。

１.料金設定について

HACCPというものはその意味から正しい計画の作成＋毎日の実施が重要です。お客様それぞれの施設の形態、業務内容、提供するもの、従業員などを考慮して、専門家として当然それぞれにフィットしたオリジナルの信頼性の高いHACCPを作成させていただきます。その後しっかりと毎日実施し続けていただくため、また何か疑問やトラブルの際にご相談いただけるように顧問契約という月額のプランが必要と考えオプションで設定させていただきました。加えて、毎日の実施やHACCP記録の保管を楽にするためにハサログというインターネットを利用したサービスを契約して頂く事をお勧めしています。下記の料金案内にてご説明させていただいておりますので是非ご覧になってください。

　「らくらく安心HACCPプラン」ネーミングの意味

　・らくらく
ハサログサービスをご利用頂く事で実施や保存の手間がいらず毎日楽にHACCPを実施できます。

　・安心
施設環境等の変化によるHACCP計画改定の必要性への対応やスタッフのモチベーション低下によるHACCPの質の低下も顧問契約を頂く事でタイムリーに対応・監視する事が出来て安心が続きます。

　・HACCPプラン
現場経験と専門知識を活かした施設の実態に合わせた精度の高いHACCPプランを作成いたします。

作成だけでなく、毎日やらなければならない実施と保管作業簡素化のためのハサログの利用と、HACCPの信頼性維持のための顧問契約をお勧めしたいです。それらも考慮に入れ比較検討ください。

２.料金を安く設定したい理由は。

はっきり言います。小規模施設のHACCPは食品衛生法上の義務を果たすだけならだれでもできます。保健所に行けば書類の元をくれますのでちょっと記入すれば計画作成です。また、毎日の実施の用紙も同時にくれますのでちょっと記入してコンビニでコピーしあとは毎日その用紙に記入し1年間保管しておけば義務達成です。HACCPがお店にもたらすメリットが必要でないのならワザワザお金を払って作成を依頼する必要が無いのです。

私は、先にも書きましたが不幸な食中毒事故を無くしたいという思いがあります。また、飲食店経営者の立場としてお客様に対する立場の弱さ、法令上の弱さ、経営上のリスクの多さを長年感じ続けてきました。私にとって今回の食品衛生法改正によるHACCP義務化は極めてポジティブなものでした。ぜひ皆さんにも積極的に取り組んでもらいたいと思いました。そのために独力で取り組まれる方のためにできる限り情報を提供する事、助けが必要な方のために力になる事を考えました。

作成時点の施設状況でHACCPを作ってもその後の変化に対応しなければすぐに意味が無いものになってしまいます。何度も変更する可能性があるのに料金が高くては誰も必要としてくれません。そのような思いから、毎日らくらく苦労なく実施と記録を継続できるように、また保管の場所や取り出しの手間を省けるようにハサログと利用提携いたしました。HACCP変更の必要性にもすぐに対応できるように、マンネリによる衛生管理意識の低下を予防するために、また経営上発生する様々な課題・疑問・問題にHACCP管理の壁を越えて経営者様の力になれるように格安で月額の顧問契約プランを用意しました。

私の暑苦しい思いを押しつける気はございません。ぜひ他所様とも比較検討を頂いた上でご依頼いただければ幸いです。

ホウプフル　ハサップ　クォリティ　（HHQ)

本当に施設を守ることができる信頼度の高いHACCP計画を作成します。

正確なHACCPが作成できる理由と経歴

・飲食店経営歴３０年
・調理師
・飲食チェーン食中毒・アレルギー担当経歴
・食品微生物検査技士３級
・飲食業関連業務スペシャリストかつ特定行政書士資格保有

　HACCPは作る人次第です。施設を事故から本当に守るためには、正しい知識と経験と注意深さが何よりも重要です

　保健所手引きのコピーのような内容で作成するだけならわざわざ依頼する必要はありません。保健所でもらった手引書と記録表に記入すれば提出義務ははたせます。本当に誰でもできます。実施に関しても同じです。保健所でもらった実施記録書をコピーし、数日分をまとめて記入しておけば義務完了です。沢山の小規模飲食店経営者や施設厨房の責任者の皆さんが費用節約という考えのもと自分でやられる事だと思います。

　ただ、私は飲食店を経営する立場でもあります。飲食店経営上の最大のリスクは食中毒です。私は兼務（自称二刀流）という形上、店舗を任せて留守にすることが多いので衛生管理と食材の管理には細心の注意を払うように指示しています。そんな中、今回HACCPが義務化されました。この機会と手法を店舗・厨房の守りに利用しないのはもったいないです。微生物は目に見えません。微生物レベルの衛生管理をするためには、様々な危機の可能性を想定することができる知識と経験に基づいた注意深さが絶対に必要です。正確な知識もなくとりあえず義務を果たしただけのものではお店、施設は守れません。従業員に徹底するための教育も重要です。スタッフの少しの無知と衛生意識のゆるみで店が大きな危機に陥る事になるからです。

　付け加えればHACCPの記録保管義務は有事の際に必要となるものです。誰かの通報に基づき保健所が立ち入ったときに求められるのが実施記録です。それがいいかげんに記入されていたり記入すらされていなかったら保健所はどう判断するでしょうか。しっかりした計画と同様に毎日の実施と保管がとても重要なのです。

　HACCPは、当然ですが作成を依頼したからと言って実施まで丸投げに出来るものでもありません。毎日の計画を実施し記録できるのは現場で働く人だけだからです。本当に事故を起こさないレベルのHACCP計画を作成したとしても、スタッフ一人のミス・手抜きで食品は簡単に汚染されます。結局最後に大切なのは現場にかかわるスタッフ全員の知識と意識なのです。

ホウプフルのクオリティで微生物レベルの衛生管理を考え抜いたHACCPを作成し実施をサポートします。

それでも最終的には現場のスタッフに全てがかかっています。どんな計画でも守られなければ意味がありません。ホウプフルは月々の情報交換によりスタッフの意識の低下や衛生レベルの後退を防ぐとともに、情報の共有と、実施の定期的監視と随時の従業員教育でお店を支えます。

ハサログについて

スマホ・パソコン・タブレットなどを利用して、登録しておいた一般衛生管理計画と重要管理計画の実施を簡単に記録し、保存できるサービスです。記録した用紙の保管や手作業による記入の作業がなくなり楽して安心なHACCPを実施できます。

ハサログは、中小飲食店向けのHACCPに必要な衛生管理計画と重要管理計画の作成、毎日の記録を簡単に登録できるサービスです。HACCP計画・記録表は、厚生労働省と日本食品衛生協会から公開されている手引書と記録表に準拠しております。

毎日の大変な記録、確認作業を簡単に！

毎日行う記録の入力を最低限の操作で済むように設計しました。

当日の記録のみ登録可能
HACCP審査では、毎日記録を付けていることが重要です。ハサログは当日以外の入力ができないため、審査時の信用度が紙管理に比べて高くなります。

利用者数制限なし！
契約店舗に登録できるユーザ数は無制限です。（みんなで確認できます！）

PC、タブレット、スマホに対応！
各種端末に対応しました。PCからは、記録データの検索、PDF出力が簡単に行えます。

当事務所はハサログの（株）スイートスポット様と提携しております。

らくらく安心HACCPプランは不要。ハサログだけ利用希望というお客様にも対応いたします。

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